外人と高齢の日雇い労働者、現地の生活保護を受ける住民が共存する街になっています。

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東京寄せ場事情

 

東京寄せ場について

 

東京の寄せ場といえば、東京都荒川区にある山谷地域が有名です。

 

荒川区南千住から台東区浅草に向かう地域にあたり、東京の上野などからアクセスも良いことから全国の日雇い希望労働者が集まります。

 

山谷地域には素泊まり可能な格安の宿泊施設が多く、家を持っていない人も多く在籍しているのが特徴です。

 

 

現在は過疎化と高齢化が著しい

 

バブル期は大きな盛り上がりを見せていた日本最大級の寄せ場ですが、現在は人も仕事も少なく、日雇い労働者は50歳以上の高齢者が中心です。

 

バブル期に比べて仕事量が減ったことは確かですが、それ以上に若者を中心に寄せ場離れが進んでいます

 

その要因はスマホの普及で寄せ場を利用しなくても手軽に短期の仕事を見つけられるようになったからです。

 

東京は仕事が全国でもっとも溢れている地域で最低賃金も高いです。

 

また、寄せ場でやるよりも簡単な仕事内容も多く若者から見れば寄せ場という働き方に興味を持たなくなっているのが現状です。

 

つまり、東京の寄せ場が過疎化したのは他の地域に人が流れたわけではなく、ネット求人にシェアを奪われた形です。

 

 

外人にあふれた現在の山谷地域

 

かつては家のない日雇い労働者が集まり、相部屋で1日千円~2千円程度で泊まれる格安宿泊施設は寄せ場の住人で溢れていました。

 

しかし、寄せ場の縮小によって宿泊客も減少して、そこに現れたのが外人客です。

 

2002年の日韓ワールドカップで多くの外国人が利用したのをきっかけに、その後は口コミで広がって現在はバックパッカーなどの格安旅行客の聖地みたくなっています。

 

山谷地域は日雇い労働者が多く、現地の住民の多くは生活保護者で治安の良い街ではありません。

 

しかし日本は全体的に世界一治安の良い国とも言われていて、外人から見れば山谷の治安や雰囲気の悪さなんてちっぽけに感じています。

 

もちろん、寄せ場で仕事をしながら宿泊している人も一定数いるので現在は外人と高齢の日雇い労働者、現地の生活保護を受ける住民が共存する街として異様な雰囲気を出しています。

 

 

 

横浜の寿町も稼働している

 

東京から電車で30分ほどあれば行ける神奈川県横浜市の寿町(石川町から徒歩圏内)も日本3大寄せ場として現在も稼働しています。

 

山谷と同様に過疎化も進んで外国人旅行客も多く集まりますが、東京に比べると外人客の受け入れを行っていない宿泊施設も多く、昔ながらの寄せ場らしい雰囲気が残っています

 

並び屋など楽な仕事も多いので、神奈川在住や山谷の雰囲気が合わなかった人は寿町の利用も検討してみましょう。